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【スカッとする話】貧乏人を見下す高級寿司屋で「これスーパーの刺身ですよね?w」と言った結果…【第4話】

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【スカッとする話】貧乏人を見下す高級寿司屋で「これスーパーの刺身ですよね?w」と言った結果…【第3話】
前回の内容はこちら▼ 本編 大将「へい、いらっしゃい!」 店内は清潔でいい匂い、 カウンターの大将が気さくな 挨拶をしてくれる。 さっと女将さんが近付いてきて、 丁寧に席を案内。 うん、とても好感が持てる。 この大将が仕込んだ息子さん...

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【スカッとする話】貧乏人を見下す高級寿司屋で「これスーパーの刺身ですよね?w」と言った結果…【第1話】
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本編

大将「そうでしょう。ちゃんと

寿司屋らしい店構えにしろと、

さんざん言ったんですがね。

ギャップがどうのこうのと

言いやがって。あいつがおかしな

真似をしたら、どうかご遠慮なく

叱ってやってください」

 

大将は人柄がいいらしい。

照れながら、身内びいきに

ならないよう気を遣いつつも、

息子さんの店を控えめに

アピールしている。

話を聞いていると、息子さんの

独立には、大将がかなり

手を尽くしたようだ。

結局、話が弾んで

2時間近く店にいた。

 

お勘定を済ませ、外に出ると、

もうかなり遅い時間だった。

お酒を飲む前提だったので、

今日は電車で来ている。

私達は足早に駅へ向かった。

 

ハルト「あ、ここにも

あったんだ」

 

とあるスーパーの前で、

ハルトが足をとめた。

つられて私も立ち止まり、

同じ方向を見た。

激安を売りにしている

スーパーマーケットがあった。

私達が住んでいる市にもある。

駅前という立地のせいか、

見慣れた雰囲気ながら

規模は小さい。

 

ハルト「まだ電車の時間まで

余裕があるな。

少し覗いてみようか。ちょうど、

つまみが欲しいと思ってたんだ」

 

スカ美「うん、少しだけね。

電車逃したら、次は終電に

なっちゃうから」

 

ハルトは帰宅後も、まだお酒を

飲むつもりのようだった。