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【第27話】30年取引してきた老舗ステーキハウスに納品当日「肉1,000万分納品なしで」→向かいにあるステーキハウスに納品を始めた結果…

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【第26話】30年取引してきた老舗ステーキハウスに納品当日「肉1,000万分納品なしで」→向かいにあるステーキハウスに納品を始めた結果…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ワルミ「え…いやだ〜!! カネナリ専務〜!! そんなこと仰らず〜!! せっかくのご縁じゃないですかぁ〜!! お願いですから、 考え直してくださいよ〜!!!」 ...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】30年取引してきた老舗ステーキハウスに納品当日「肉1,000万分納品なしで」→向かいにあるステーキハウスに納品を始めた結果…
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本編

クズヒコ「店にはクレームの電話が

ジャンジャンかかってくるし……

変な男達が、店の前で

撮影をし始めるし……

ワルミさ〜ん!!

どうしたらいいんですかぁ〜???」

 

ワルミ「私が知るわけ無いでしょっ!!!

炎上は、削除要請とかなんとか…

止める方法があるんじゃないの?!

こんな所でオロオロしてないで、

さっさとどうにかしなさいよ!!!」

 

クズヒコ「え〜っ??

ボクがですかぁ〜?!?

どうすればいいのか、

わかりませんよぉ〜〜!!!」

 

ワルミさんは、今まで文句を

言ってきたお客様は1人も居ない

と言っていたが……

 

恐らく、お客様の不満は

マグマのように溜まっていて、

それがついに今日、大噴火したのだ!!

おまけに、店の関係者からの

内部告発とは……

きっとワルミさんのやり方に

不満を感じていたのだろう。

 

(誠実に、プライドを持って働いてる人なら、

ワルミさんのやり方は、当然許せないよね。

腹を立てるに決まってるわ!!!

ワルミさん、そんな事も

分からなかったのかしら……)

 

ワルミ「マズイわ……このままだと、

うちの評判はガタ落ちよ!!!

こうなったからには仕方が無いわ。

一旦、肉の品質を戻しましょ!

そして、ウチはずっと変わらず

最高級の肉を使ってますって、

発表するの!!!」

 

クズヒコ「さすがぁ〜!!

ワルミさん、冴えてますね〜!!

それなら、炎上は事実無根だって、

逆に訴える事も出来ますもんねぇ〜!!」

 

(そんな嘘、うまく行くわけ無いだろ!!!

すぐにバレて再炎上だわ!!!)

 

ワルミ&クズヒコの浅知恵に、

私は思わず心の中でツッコミを

入れずにはいられなかった…

すると急に、ワルミが私を

真正面から見つめてきた。

 

(え?え??なに…??

もしかしてさっきのツッコミ、

声に出ちゃってたとか…??

そんなわけ無いよね…???)