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【スカッとする話】何ごとも張り合ってくる同僚がストーカー化!度が過ぎた結果…【第14話】

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本編

次の日も仕事だったにも関わらず、

サキとアヤは

「スカミを1人にできない!」

「心配だから泊まってく!」と、

そのまま泊まってくれることに

なりました。

正直1人になるのが心細かった私は、

心の底から2人に感謝し、3人で

川の字になって眠りにつきました。

 

翌朝、一度それぞれの部屋に帰る

2人と一緒に早めに起床し、

軽く朝食を食べていると、

「仕事終わりに、会社まで

迎えに行くからね!」と、更に嬉しい

提案をしてくれるのでした。

私は嬉し涙をこらえながら

「じゃあ、また。あとで」と、

笑顔で2人を送り出しました。

 

その後、私は、連絡をくれた

ミワ先輩と待ち合わせて、

少し早めに出社しました。

そしてそのまま、自分のデスクには

寄らずに、課長の所へ向かいました。

 

課長「スカミ君、

大変だったみたいだね」

 

スカミ「はい…。大変って言うか……

ビックリしました…」

 

ミワ先輩「先日の事件以来、

モモコの様子は見ていた

つもりだったのですが…

ちょっと落ち着いたと思ってたのに…

自宅まで後をつけるとか…」

 

課長「うん…私も昨日の夜、

少し考えてみたのだが…

前回、書面での注意だけで済ませた

のは、甘かったのかも知れないな…

モモコ君が、自分のやった事を

自覚して、反省していたんなら、

あれでも良かったのだろうが…

全く分かっていない様子だった

からなぁ…もう少し、

何か、対応をしておくべきだった。

私の判断ミスだ」

 

ミワ先輩「私もごめん…時々、

モモコがスカミのことジッと

見てるのは気付いてたんだけど、

それくらいなら…って

思っちゃって……見過ごしてた…」

 

スカミ「いえ…あの…そんな…

私も大丈夫だと思ってたんです。

後をつけられてたのも、マンションに

帰るまで気づかなかったし…」

 

課長「とりあえず、この後、

モモコ君の親御さんに連絡を入れて、

一度会社に来てもらおうと思う。

前回の事と、今回の事は、

正直異常だと思うし、我々だけで

コントロールするのは無理だろう。

親御さんにも事情を説明して、

モモコ君の様子を見てもらって、

協力してもらわないと」

 

ミワ先輩「そうですね…

それが良いと思います…」

 

スカミ「わかりました。

……親御さんとの話し合いには、

私も同席した方がいいですか?」

 

課長「いや、とりあえず、私とミワ君、

モモコ君、親御さんで話をしよう。

それでもし、何かあれば、

スカミ君を呼ぶようにするよ」

 

スカミ「わかりました…」