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本編

グループラインで親友2人に

「モモコに後をつけられてたマ

ンションの下にいる怖い」

と送りました。

 

サキ「今どこ?部屋?」

 

スカミ「部屋の中カギかけた」

 

サキ「モモコは?」

 

スカミ「見た時は

オートロックの外にいた」

 

アヤ「すぐ行く部屋から出ないで

もしモモコが部屋まで来たら

警察に通報して」

 

サキ「私もすぐ行く!

でも30分はかかる」

 

スカミ「大丈夫待ってる」

 

アヤ「会社の人にも連絡して」

 

アヤ「先輩か上司」

 

スカミ(そっか…連絡した方が

いいか…)「わかった先輩にする」

 

親友2人がすぐにラインを

返してくれたおかげで、

少し落ち着きを取り戻した私は、

一旦目を閉じ、何度か深呼吸をして

から、ミワ先輩に電話をかけました。

 

スカミ「もしもし、ミワ先輩?

スカミです」

 

私の声は少し震えていました。

 

ミワ先輩「はいはい。

どした?なんかあった?」

 

スカミ「あの…モモコが…

モモコにつけられてたみたいで…」

 

ミワ先輩「えぇ?つけられてた?

どういうこと?」

 

スカミ「さっきマンションに帰って

来たんですけど、振り向いたら

モモコが立ってて…」

 

ミワ先輩「えぇっ!?」

 

スカミ「私もう怖くて…」

 

ミワ先輩「スカミは今、

どこにいるの?」

 

スカミ「自分の部屋の中にいます…」

 

ミワ先輩「よかった…で、モモコは?

マンションの、建物の中?

それとも外?」

 

スカミ「多分…外…かな…。最後に

見た時はオートロックの外でした」

 

ミワ先輩「分かった。…モモコに

電話してみる。スカミはそのまま

部屋の中にいてね」

 

スカミ「分かりました…

ありがとうございます…」

 

ミワ先輩「じゃあ、

また後で電話するね」

 

スカミ「はい…失礼します」