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【スカッとする話】何ごとも張り合ってくる同僚がストーカー化!度が過ぎた結果…【第6話】

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【スカッとする話】何ごとも張り合ってくる同僚がストーカー化!度が過ぎた結果…【第5話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ミワ先輩「すみません! ここから先は、スカミさんの方から ご説明させて頂きます。 スカミさん、お願いします」 慌てて前に出たミワ先輩が、 モモコを連れて退室していきました...

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本編

そういえば以前から、モモコが

何度か「私なら出来る」と

言っていたな……と思い出しました。

私が仕事のことでミワ先輩や課長に

相談をしていると、全く関係の無い

モモコがやって来て、

「私なら、もっと上手く仕切れます!

私にやらせて下さい!」だとか、

「そういうのは私、得意です!

明日から私を担当にして下さい!」と

自分の担当している仕事を

そっちのけで立候補して来るのです。

 

もちろん「モモコは自分の

担当している仕事に集中しなさい!」

と却下されて終わるのですが…

もしかしたら私は、

モモコからずっと、妬まれたり、

恨まれたりしていたのだろうかと、

怖くなってしまい、

何も言うことが出来ませんでした。

問い正されても、論点のズレた答え

ばかり一方的に言い続けるモモコ。

 

課長「モモコ君の言いたいことは

分かった。検討するので、

また後日話をしよう」

 

いい加減うんざりした様子の課長が、

そう言って、モモコを先に席に

戻らせました。

残された課長、ミワ先輩、私は、

ため息をつきながら、

今後のことを話し合いました。

 

ミワ先輩「スカミのこと、

ライバル視してるのかな〜?

とは思ってましたけど…」

 

課長「う〜ん…

あれはちょっとマズイな…」

 

スカミ「モモコがやりたい

プロジェクトを、私が担当してて、

それが不満だってこと

なんでしょうか…?」

 

ミワ先輩「そうは言っても、

今までの実績が有るから、スカミに

依頼が来るってとこもあるし…」

 

課長「先方からのリクエストも

あるからな…まぁ、みんな、やりたい

案件だけ選べるわけじゃないから。

他人の仕事が羨ましく思えても、

自分の仕事にベストを尽くす。

それが会社員ってもんだから」

 

ミワ先輩「モモコはそういう、働く

上での常識みたいなものが少し…」

 

課長「うん…欠けてるな…」

 

ミワ先輩「とりあえず、

モモコをスカミから

離した方がいいのでは…?」

 

課長「うん……とは言え、

今すぐ部署を異動させるというのは

現実的に難しいな…もちろん、

上には報告を上げてはおくが、

うちの部署は人手不足だし…

とりあえず、今すぐ出来ることは、

モモコ君に対して文書で正式に

注意をする事と、物理的に2人の

席を離す、くらいしか……ないね。

…スカミ君にはすまないが」