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【スカッとする話】ママ友から幹事を任された卒園旅行→当日、娘と私だけ置き去りにされ…【第14話】

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【スカッとする話】ママ友から幹事を任された卒園旅行→当日、娘と私だけ置き去りにされ…【第13話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 不愉快なクズヨとのやり取りの 後に、マユから電話が入った。 マユ「アスカさん? ごめんなさい、 手違いがあったようで」 アスカ「えっ、マユさん?」 マユ「送迎バスが1便 早くなったっ...

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本編

クズヨは、正規料金の

大人1泊7万円、子供は5万5千円を

提示されたのだろう。

 

クズヨ「あの値段に

しなさいよ!」

 

アスカ「無理に決まってる

でしょう。非常識にも

ほどがあるわ。

じゃ、そういう事で」

 

クズヨ「待って!

だったら、アスカさんも

来ていいから」

 

アスカ「遠慮しときます。

私も家族旅行で忙しいので。

それじゃ」

 

クズヨの言葉に従って、

両家へ連絡してみた。

急な話だったが、全員が

定年退職などで時間があった。

すぐ駆けつけてくれて、

私達はご主人が支配人を務める

別館へチェックイン。

マユが綺麗な着物姿で、

ミキちゃんともども

出迎えてくれた。

 

マユ「ご迷惑をおかけして、

ごめんなさいね。バスの変更は、

幹事のアスカさんに

確認するべきだったのに。

私が知るのが

遅くなったばかりに」

 

アスカ「大丈夫!よく考えたら、

ドレミはミキちゃんと会える方が

ずっと嬉しいし、楽しいはず。

今日はありがとう、急に

お部屋を用意してくれて」

 

マユ「当旅館も、繁忙期直前で、

空きがございましたの。

どうぞごゆっくり」

 

しかも、夕食後は女将が直々に

日舞を披露してくれた。

さすが幼少期から仕込まれている

だけの事はあり、見とれてしまう

ほどだった。

ミキちゃんも上手に踊り、

ドレミは大興奮して、

私もやりたいと志願した。

両家の親達は、声を揃えて

「ぜひやらせなさい」と申し出てくれた。