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本編

私はアスカ。

33歳のシングルマザーだ。

夫は一人娘のドレミを授かって

間もなく、事故で他界した。

夫の分まで、

仕事を頑張り続けている。

幸い実家の助けがあり、

娘は保育園ではなく

幼稚園へ入園させる事が出来た。

私が住んでいるあたりの

保育園は、競争率が高く、

入園待機の子供が多くて

なかなか難しい。

その点、幼稚園には入りやすい

という事情があった。

 

母「ドレミちゃんの事は任せて」

 

アスカ「ありがとう、お母さん!」

 

こんな風に、母がサポートを

受けあってくれたおかげで、

私は幼稚園を決めた。

すぐに手続き完了、

速攻で入園OKという

快諾ぶりが嬉しかった。

入園式には、私の両親は

もちろん、義両親も招待した。

夫が他界して直接の付き合いは

無くなったものの、関係は

元々悪くなかったし、何より

ドレミにとっては祖父母だ。

義両親から見ても、

娘は最初で最後の孫娘。

目にいれても痛くないとは

この事かと、それはそれは

可愛がってくれていた。

今も、季節に合わせて

ドレミが喜びそうな服や、

誕生日、クリスマスのイベント

ごとにプレゼントが届く。