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本編

きょとんとしていると、

クズヨはさらににやついて

 

クズヨ「先生に聞いたのよ。

あなた、旅行関係の

お仕事なんですってね」

 

アスカ「旅行関係!?」

 

またまた素で驚く私だった。

旅行関係。うーん。

結果として、旅行に話が

つながるという事ならあり得る、

でも別にメインの仕事じゃない。

 

クズヨ「それでね。

みんな、温泉旅行がいいって。

普通は行けそうもないような

高級なところね。

親子合わせて22名いるから」

 

アスカ「ちょっと待って!

そんな事言われても」

 

クズヨ「あら?

ドレミちゃん、行く気満々よ?

うちの子が誘ってあげたら、

大喜びだったって」

 

クズヨが嫌な笑顔で言う。

しまった、先に

娘へ手を回されたか。

ドレミをその気にさせて、

断りにくくする魂胆らしい。

娘が絡んだ以上は、

むげにできない。

大人の軋轢は子供に関係は無い。

卒園後の事もある。

本当にしぶしぶながら、

私は手配を引き受けた。

 

忙しい合間をぬって、

心当たりの旅館へ連絡し、

料理も含めたいろいろを

手配した。

旅館のサービスで、

20名以上の団体客には

送迎バスが無料利用できる。

全てを手配し終えて、

クズヨにメモを渡した。