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【スカッとする話】ママ友から幹事を任された卒園旅行→当日、娘と私だけ置き去りにされ…【第6話】

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本編

アスカ「クズヨさんに

嫌われたなぁ」

 

マユ「大丈夫?」

 

マユも似たような立場だったが、

自分の事より私を

気遣ってくれた。

 

アスカ「気にしてないよ。

マユさんや、ミキちゃんが

居てくれれば十分」

 

マユ「あの、実は」

 

私の言葉に、マユは

心底申し訳ないという顔をした。

理由を聞くと、なんと

 

マユ「急な話なんだけど、

転園する事になってしまって」

 

アスカ「ええ!?」

 

マユ「実家に戻らなきゃ

いけなくなったの。

ここから距離があるので、

夏休み中には転園の手続きして、

帰る事になるわ」

 

卒園を目の前にして、

去ってしまうというのだ。

これには衝撃を受けた。

 

アスカ「そうかぁ。

寂しくなるね」

 

マユ「ミキも寂しがるわ。

ドレミちゃんが

大好きだったもの。

せめて卒園はと思っていたの

だけど、事情があって

急がなきゃいけなくて」

 

マユは、事情まで

詳しく話してくれた。

そういう事なら、

仕方がないと思った。

マユの実家は、

今住んでいるところから

約100キロ離れている。

引っ越し後はめったに

会えなくなるだろう。