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【第20話】夫が寝言で衝撃の一言を発し、私は姿を消した…

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本編

そしてアカネは、分割払いを

頼んできた慰謝料を、たった1回

払っただけでトンズラした…

 

引っ越しをすれば逃げられると

思っていたようで、私はまたまた

呆れてしまった。

 

引っ越し先を調べるのも面倒なので、

私はサクッと義母に報告し、

義母は話し合いの時に

言っていた通り、アカネのご両親に

連絡を入れてくれた。

 

ご両親は寝耳に水だったようで、

すぐに謝罪に飛んで来た。

アカネがどうしてあんな風に

育ってしまったのか、不思議に

思えるほどキッチリとしたご両親で、

残りの慰謝料は、アカネに代わって

一括で支払うと申し出てくれた。

 

とっくに成人しているアカネの

慰謝料を、ご両親に立て替えて

もらうのも申し訳無かったし、

何より、アカネ自身に

支払わせたかったので、

私は一度お断りしたのだが、

ご両親が

「もちろん、アカネ本人に

返してもらいますから」

と仰ったので、

それならばと快く受け取る事にした。

 

後日、アカネは弁護士の所に

電話をかけて来たそうで、

 

アカネ「親に言いつけるなんて

卑怯じゃないの!!!うちの親、

超厳しいんだから!!もう散々よ!!

どうして私がこんな目に

合わなきゃならないのよ!!!」

 

などと、長々と文句を

言っていたらしい。

 

(どうしてって…自分が不倫してた

からでしょうに……バカなの?)

 

なんでもアカネは、

強制的に実家に連れ戻された挙句、

昼も夜も、それぞれ父親の知り合いの

会社で働かされているらしく、

アカネは「身も心もズタボロ

よ!!!」と嘆いていたらしい……

身から出た錆だよ!!!