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本編

決意を胸に付け回す事およそ2時間。

バカップルめ、私が居ないと

思い込んでいるのを良い事に、

ショッピングモールデートを堪能して、

いろいろ買い込み、家路についた。

まぁ、私も動き回ったから、

寒さなんか忘れたけどね。

 

マミカ「誕生日ディナーの前に、ね?」

 

シュウ「わかってるよ」

 

ウキウキとした調子で、

囁き合う(その割に声がでかいけど)

二人は、家の前に来たらもうべったべた。

これはいいシャッターチャンス。

後ろからじゃんじゃんばりばりと

激写させて頂きました。

この構図だけでも、

ただならぬ関係だと誰でも一目瞭然だろう。

 

いやいや、まだまだ。

もうちょっといい構図を貰いたいな。

気分は探偵モードから、

いつのまにやら写真の巨匠モード。

 

夕方、家に入っていく二人を見届けて、

私はまたまた公園待機になった。

あのいちゃつき具合からして、

絶対、ストレートに

誕生日パーティへは発展しない。

確実に、燃え上がりタイムが

挟まるに違いない。

ほんとはそこに突入して、

動かぬ証拠をゲットしたいのだけども、まだ我慢。

せっかくだから、おちょくってやりたいのだ。

 

夜まで待った。

あっちはいろんな意味で美味しい思いを

しているだろうに、私ときたら、

この日5本目の缶コーヒーとカロリーバー。

うう、ひもじい。

でもね。

空腹になっているのは、あっちも同じなはず。

そろそろ突入タイムといこうか。

 

私はカロリーバーを食べ終え、

コーヒーを一気飲みしてから、深呼吸した。

おもむろに電話をかける。

 

スカコ「あ、シュウ?」

 

シュウ「スカコ、どうしたんだ?」

 

ちょっと慌て気味な声で、

シュウが応答した。

直前に、女性の声が聞こえたのを、

私は聞き逃していない。

よしよし、二人は同じ空間にいる。

 

スカコ「あのね、実はちょっと

問題が起きちゃって。

出張先から戻って来てるの」

 

シュウ「ええええ!?」

 

スカコ「もうすぐ着くよー」

 

何も疑っていない妻を演じて、

私は能天気に帰宅を予告した。

リビングの窓が開き、

外の様子をきょろきょろ見ている

シュウの姿が視界にうつった。

相当焦ってるなー。

 

シュウ「着くって?

え?今どこ?

問題って何があったの?」

 

ヤツの肉声が聞こえる。

その時には、私はもう

鍵をあけて玄関に入っていた。

もちろん手土産持参よ。

決定的瞬間を撮影するべく、

わざわざGoProまで帽子に装着して。

 

スカコ「ただいまー!」

 

大声で明るく挨拶してみた。

どたんばたんと音がして、

リビングがとっても慌ただしい。

ばかだねー、今さら連れ込み女を

隠したところで、靴があるっての。

立派な女物のパンプスが。

頭隠して靴隠さずってなもんよ。

 

かまわずリビングに入る。

とりあえず、シュウは一人だった。

食卓は、どう見てもひとり分とは思えない食べ物、

グラス、ワインボトルがぎっしりだけどね?

 

シュウ「あの、スカコ?」

 

スカコ「ハッピーバースディー!!」

 

何とかして食卓を隠したいらしいシュウへ、

私は満面の笑みを見せて、わざとらしく祝った。

 

スカコ「実はね、サプライズ企画だったの!

出張と見せかけて、

お祝いしてあげようって思って」

 

シュウ「えっ!?」

 

ネタ晴らしをしたら、シュウは大慌て。

もはや顔色が無い。

きっと酔いは一瞬で冷めただろう。

 

スカコ「さ、せっかくだから……

ってあれれ~!?

誰か来てる!?」

 

シュウ「え、いやそんな事は」

 

スカコ「うそだー来てるでしょー!?

ゲストさんはどこかなー!?」

 

リビングの動線的に、

最速で隠れられる場所はただ一か所。

脱衣所しかない。

どこかなー?なんてわざとらしく

言ってはみたけれど、

そこ以外はどうやっても

無理だとは察しがついている。

さくっと引き戸をあけたら、やっぱりいた。

 

スカコ「ほら、やっぱりゲストさん」

 

マミカ「えっとあの、こんばんは」

 

スカコ「はいこんばんはー」

 

とびきり明るく挨拶して、

彼女の腕を取り、リビングへ連れ戻してあげる。

マミカはあわあわ、シュウはおろおろ。

二人して、赤くなったり青くなったり、つ

いでに変な汗もだばだばかいたり。

 

スカコ「かくれんぼ大会でもやってたの?」

 

マミカ「えと、あの、そんな感じ、です」

 

しどろもどろで、あり得ない回答を口走るマミカ。

シュウはといえば、今にもへたり込みそう。

どうせなら席についてよ、パーティー中でしょ?

 

スカコ「やだ、食事中だったんだ?

ごめんね、お邪魔しちゃって」

 

シュウ「いや、そんな遠慮せずに」

 

スカコ「そうよねー、自宅だもんね。

シュウったらぁ、パーティなんて

年じゃないとかいって、

ほんとはやりたかったんじゃないの。

急に思いついたの?

一人しか予定が合わなかったとか?」

 

適当に逃げ道を用意してあげたら、

二人とも食いついた。

凄い高速で首をこくこくしてる。

 

シュウ「そうなんだ、やっぱり寂しくてさ。

他の部下とか呼んだんだけど、

あいにく彼女しか空いてなくて。

あの、たぶんもう少し夜遅くなったら、

誰か来ると思う」

 

マミカ「奥様ごめんなさい、

上司のお誘いを断るのは

ちょっとその、あのう」

 

スカコ「わかるわかるぅ。

私も会社員だしねー。上司に誘われたらねえ」

 

にっこり笑って、

私もパーティに参加させてとおねだりしてみる。

断れるわけはないよね、

上司じゃないけど、妻だから。

上司よりある意味立場は強い。

三人で食卓を囲み、改めて誕生日おめでとう!

そしてありがとう。

せっかくだから、私も手土産を出そうかなっと。

 

スカコ「私も、誕生日お祝いの

デザート買ってきたの。

みんなで食べましょ」

 

バーンと紙の箱をオープンして見せる。

シュウもマミカも、

うっとうなって絶句した。

 

スカコ「はい、不倫でーす。

違った、プリンでーす」

 

シュウ「ス、スカコ」

 

やっと、シュウが現実に

目を向ける気持ちになったようだ。

私は、相変わらず満面の笑み。

ただし、目は笑ってない。もうSっ気全開よ。

 

スカコ「何が、やっぱり寂しくてよ。

遅くなったら部下の誰かが来る?

マミカちゃんと、

そんな打ち合わせしてたっけ?」

 

シュウ「ま、待ってくれ」

 

スカコ「待たないわよ。

ここまでふざけてくれたら、

一秒だって待つもんか。

浮かれて、自宅デートだなんて、

調子に乗り過ぎなのよ、あんたら!」

 

私が啖呵を切ると、

不倫バカップルは震え上がった。

奴らを睨みつけながら、席をたって寝室へ。

読み通りなら、夢のあとの痕跡が

ばっちりしっかり残っているはず。

 

部屋に踏み込んだら、予想は当たっていた。

嫌な水風船がベッドサイドに

転がっているのが見えた。

シーツも乱れまくり。

これぞGoProの出番。

しっかり現場を抑えさせて頂いた。

うん、用意した甲斐があったわ。

 

リビングに戻ると、マミカは顔を覆っており、

シュウは逆に天井を見上げていた。

終わった、という哀愁が漂っている。

 

スカコ「離婚。他はあり得ない。

二人とも、責任は取ってもらうから。

追って沙汰を待ちな!」

 

最後は何だか時代劇みたいになった。

私は二人を怒鳴りつけ、

自宅を飛び出したのだった。

ポリコレ作戦、まずは成功。かな。

 

後日談。

シュウは、言い訳が思いつかなかったのか、

または潔く諦めたのか。

私が突き付けた慰謝料と離婚届を、

しょんぼりと受け入れた。

マミカにも、同じく制裁を下したら、

婚約まで話が進んでいた相手がいたと判明。

元夫まで巻き込んでの泥沼に陥り、

その結果、みごとに破談したそうだ。

 

そのうえ会社にまでバレて、

二人ともクビに限りなく近い

自主退職へ追い込まれた。

ふん、ざまみろ!

 

私は独身に戻って、経済的に潤った。

なにせ、二人から慰謝料一括でもぎ取ったから。

大事にしたくない一心で、

お金を用意したバカップルどもだったのにね。

結局はバレて、大事になって

しまったんだから世話は無いわ。

 

あの日、寒い思いをしたけれど、

懐は暖かくなったのでよしとする。

心機一転、旅行でも行こうかなんて

企んでいる私なのだった。

 

…完

 

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