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【第34話】結婚式当日…幸せを一瞬でぶっ潰した娘→式場が炎に包まれる衝撃の展開に

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【第33話】結婚式当日…幸せを一瞬でぶっ潰した娘→式場が炎に包まれる衝撃の展開に
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 燃え盛る炎は、木造数寄屋造りの 建物に、あっと言う間に 広がっていったが、 幸運にも新しいお客様が 到着される​​前の時間帯だった為、 建物の中にいたお客様は、 連泊中の数名だけで、...

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【第1話】結婚式当日…幸せを一瞬でぶっ潰した娘→式場が炎に包まれる衝撃の展開に
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本編

(自分がしでかした事を棚に上げ、

逆ギレの末、放火して

●そうとするなんて!!

しかも、何の関係も無いスタッフや、

お客様もいるのにだよ?!

いくら厳しい状況に追い込まれてた

としても、それは自業自得でしょ!!

『現住建造物等放火罪』って言うの?

そんな事したら、本当に人生終了

だって、分かんないわけ?!)

 

私は怒りのあまり気が

狂いそうだったが、

警察に拘留されている以上、

マサキさんを怒鳴りつける事も、

殴る事も出来なかった。

 

(何なのマジで!!神様、

私が何をしたって言うんですか?!

前世で何か、重い罪でも

犯したんでしょうか??)

 

次から次へと降りかかってくる

災難に、私はいい加減、

神様に腹が立ってきた。

オーナーご夫婦はすっかり

意気消沈し、廃業する方向で

考えているようだったが、

マサキさんの思う壺のような

気がして、私は絶対に反対だった。

 

実の息子に殺されそうになり、

人生を捧げて来た旅館は全焼、

息子は放火犯として逮捕された。

当然と言えば当然だが、

オーナーご夫婦は生きる気力を

失ってしまったようで、

私やリンがどんなに元気付けても、

全く響いていない様子だった。

 

(このままじゃ、マサキさんの

望み通り、みんな不幸になっちゃう…

どうにかして、もう一度

幸せにならなくちゃ!!)