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【スカッとする話】向かいの家の庭にいたボロボロの子供→家に入れて助けてあげると…【第10話】

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本編

リコ「あいつ、私が旦那と

けんかするたびに、

あちこち逃げ回るのよね。

ぎゃん泣きするし、うるさくて

目障りだから、外に出してるの」

 

アスカ「夫婦喧嘩の

たびにですか!?」

 

リコ「ひとんちの事情なんか、

あんたに関係ないでしょ」

 

アスカ「そちらのご家庭の

事情には、関心はありません。

ローラちゃんが、

かわいそうすぎますよ!」

 

なんという言い草だろう。

私は怒り心頭、

つい口調を強くした。

しかし、女性は動じなかった。

 

リコ「あのさあ。

口出ししないでくれる?

外に出すのもしつけよ、しつけ。

大人のけんかに、泣いて割って

入るなんて、子供のやる

じゃないじゃん」

 

アスカ「ご両親が争ったら、

そりゃお子さんは

悲しいでしょう!

どうにかして、けんかを

止めさせようとしたんじゃ

ないですか?」

 

リコ「それが余計な

お世話だっての。

なに?あんた、そこまで

口出しするんだったら、

手も出してくれるわけ?

できないなら、黙ってなさいよ」

 

アスカ「黙っていられるわけ

ないでしょう、虐待ですよ、

あなたのやってる事は!」

 

リコ「保護者気取り?

保護者になりたいなら、

そうさせてあげてもいいわよ?

子供が欲しいんでしょ?

じゃあ100万でどう?」