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【スカッとする話】マザコン夫と大失態をおかした勘違い姑【第2話】

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【スカッとする話】マザコン夫と大失態をおかした勘違い姑【第1話】
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本編

彼は不安そうにしていた。

私は笑い飛ばして、

意気揚々と彼の実家を訪ねた。

義母は、最初から

鼻息が荒かった。

 

義母「テルちゃんと

結婚したいって?」

 

じろっと睨まれ、

頭のてっぺんからつま先まで、

それはもうじっくり眺められた。

私は、誰とでも仲良くなれる

自信があった。しかし、

その自信はこの時に砕け散った。

世の中には例外がある、と。

 

義母「何だか、

胡散臭そうな女だねえ。

年は幾つなの?

どんな学校行ったのよ?

仕事は?

何年働いてる?

男関係にだらしないんじゃ

ないでしょうね?」

 

お次は、これぞ、

ザ・マシンガントーク。

ぺらぺらと早口で、質問を

矢継ぎ早に飛ばして来た。

最後の方には、しれっと

失礼なものを混ぜてもいたな。

とりあえず、質問には答えた。

 

スカ子「私は、

エネオさん一筋です」

 

答えを聞いた義母は、

ふんと鼻を鳴らして

 

義母「どうだか。

分かったもんじゃないよ、

今時の女は」

 

偏見丸出しに決めつけた。

本当に、この時が引き返す

タイミングだった。

賢明な女性なら、

ここで見切りをつけたと思う。

でも私は、猪突猛進だった。