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本編

窓とカーテンが開けっ放し

だった事に気づいて、

 

(わ〜…。ご近所さんに

丸聴こえだっただろうな…)

 

と恥ずかしく思いながら

閉めに行った。

ドアに鍵をかけて、最後にポストを

確認しに行くと、ここもまた郵便物と

チラシでいっぱいだった…。

思わずため息が出たが、

中身を全て取り出してバッグに入れ、

帰路についた。

帰り道の途中で、LINEを見たツバサの

お母さんが慌てて電話をかけてきた。

すっかりパニックに陥っている様子だったので、

借金の全容はまだ

はっきり分からないこと、

今からツバサと話し合って、どうする

か決めたらまたこちらから報告すると

伝えて、とりあえず電話を切った。

 

お母さんは酷く動揺しながらも、

何度も何度も謝っていた…。

 

(親にこんな思いさせて…。

ツバサはとんだ親不孝者だよ…)

 

東京で、ツバサが働いていた

カフェに行った時に会った、

お母さんの姿が頭に浮かんだ。

上品で美人で、若々しいお母さん…。

遠距離恋愛中の息子の彼女がやって

来ると聞いて、中目黒のオシャレ

カフェまでわざわざ会いに来てくれた

お母さん…。

今頃泣いてるんだろうな…。

 

(あの時食べたタルト、

美味しかったな…。

お母さんはプリン食べてたっけ…。

あっ。そういえば。プリン…。

家を出る時、買って帰るって

約束したんだった…)

 

夕焼け空の下、自転車を押して

商店街に入ると、クリスマスソングの

BGMが流れていた。

どの店にも思い思いのクリスマス飾り

が施され、街路樹にはイルミ

ネーションがキラキラと輝く中で、

私だけがモノクロになったような

気分だった。

私とツバサのお気に入りの絶品プリン

があるケーキ屋さんに行くと、

『クリスマスケーキご予約受付中!』

と、ポスターが貼られていた。

 

(あぁ…。昨日まで楽しみにしていた

幸せいっぱいのクリスマスは、

もう私には来ないんだ…)