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本編

ツバサ「えっ??俺の部屋???」

 

スカミ「そう、ツバサの部屋。

この空き缶に入ってる吸殻、

誰が吸ったの?」

 

ツバサ「………………」

 

スカミ「オマエが吸っとらんの

じゃったら、この吸殻は誰が

吸ったんかって聞いとんじゃ!!!」

 

ついにキレて大声で

怒鳴ってしまった。一度怒鳴り

だすと、もう歯止めが利かなくなり、

私は次から次へと怒りをぶちまけた。

 

スカミ「あとなオマエ、

消費者金融って何じゃ?

いくら借りとんじゃ?

ふざけてんちゃうぞコラァ!!!」

 

ツバサ「………………」

 

スカミ「まぁまぁまぁ、

オマエもよう頑張った。

家電も売って、自分でどうにか

しようとしたんやろ。

まぁそこはエラかったで。

で?保証人は誰や?誰にしたんや?」

 

ツバサ「………………」

 

スカミ「保証人は誰かて

聞いとんのじゃ!!!

さっさと言わんかいコラァ!!!」

 

ツバサ「……ち、父です……」

 

スカミ「あぁ…。お父様ねぇ…。

そんなら親は借金の事知っとんか?

知ってる訳無いわなァ!!

知ってたら、自分の息子が

借金で首が回らんなっとんのに、

ほっとく訳無いもんなァ!!!」

 

ツバサ「………………」

 

(勝手に親を保証人にするて…。

親、泣くで…)

 

スカミ「消費者金融の督促状に、

債権回収会社の督促状、

今からオマエの親に写メで

全部送り付けたろか?」

 

ツバサ「い、いや、頼むから

それはやめてくれ!!

親に心配かけたくないんだ!!

親には連絡しないでくれ!!

頼むよ!!!」

 

スカミ「はァ?(笑)心配かけたく

ない?どの口が言うとんじゃワレ!!

ナメてんちゃうぞコラ!!!」