※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【第15話】浮気夫「お前のガキは堕ろせ!」→私は生きる気力を失い屋上へ…

前回の内容はこちら▼

【第14話】浮気夫「お前のガキは堕ろせ!」→私は生きる気力を失い屋上へ…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 私はポカンを通り越し、 男性が自分勝手に話を 進めていこうとしている事に、 腹が立ってきたのだった… スカコ「はぁ!?あなた、 さっきからなに勝手なこと ばっか...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】浮気夫「お前のガキは堕ろせ!」→私は生きる気力を失い屋上へ…
こちらもおすすめ▼ 本編 結婚すれば幸せになれると思ってた… もう独りぼっちじゃなくなるし、 お互いを大切にしながら、 愛し愛されて生きていけるんだと 思ってた。 だけど…… 私の名前はスカコ。27歳。 25歳の時に4...

本編

男性「そ、そうですけど…

それとこれとは話が……」

 

スカコ「同じですよ!!ここで

出会ったのも何かの縁でしょ?

あなたが私を助けると言うなら、

私にだって、あなたを

助けさせて下さいよ!!」

 

男性「そ、そんなこと言ったって…」

 

スカコ「そもそも、あなたが

ここへ来なければ、

私はもうとっくに●んでましたよ。

あなただってそうでしょ?お互い、

思いがけず延ばされた命なんだから、

好きに使いましょうよ!!」

 

私はもう何だか、

少し面白くなってしまっていた。

 

自●しようとしていたせいで、

まだ興奮状態にあるのか、●にたい

という感情は消えてはいないものの、

それよりも、この奇妙な状況に

ワクワクするような気持ちの方が

強くなってしまっていたのだった…

 

それから私達は、近くにあった

公園に場所を移した。

人気の少ない公園のベンチに座り、

お互いに自●にまで追い込まれた

これまでの経緯について語り合った。

 

男性は名前を

『カズナリ』と名乗った。

5年前、社長だったお父さんが

病気で急逝し、当時まだ

25歳​​だったカズナリさんが、急遽

社長を引き継ぐ事になったそうだ。

 

ところが、いずれは会社を継ぐつもり

で色々と勉強はしていたものの、

やはり、いきなり会社を

経営するのには無理があったそうで、

不況の影響で元々あまり好調では

なかった業績はどんどん下落し、

ついに倒産する事に

なってしまったらしい…

 

私も、今日に至る出来事を、

何もかもカズナリさんに

話して聞かせた。

これまで誰にも言えなかった

胸の内を聞いてもらい、

共感してもらえるだけで、

こんなにも気持ちが楽に

なるものなのかと、

とても不思議に思った事を、

今でもハッキリ覚えている。

 

気付けばお昼もとっくに過ぎており、

私達は初めて、自分達が

空腹だった事に気が付いた。

 

(つい数時間前まで

●ぬつもりだったから…

それどころじゃなかったもんな…)