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【第18話】大家「半年も家賃を払わないなら出ていけ!」→俺「払ってます…」証拠を見せると衝撃の展開へ

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【第1話】大家「半年も家賃を払わないなら出ていけ!」→俺「払ってます…」証拠を見せると衝撃の展開へ
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本編

スカオ「…………あれっ?

あなたのお名前……サクラコさん

じゃなかったでしたっけ…??

賃貸契約書の貸主の名前も、

サクラコさんでしたけど…

この通帳の名前、

エツコさんになってますよ?

いったいどう言う事ですか!?」

 

(ツメが甘いんだよ!ww

確か…前回押しかけて来た時も、

最初はエツコって名乗ってたな……

はは〜ん!エツコがババアの

本当の名前なんだな!!!)

 

エツコ「ち、違うのよ!!!

こ、これは……

これは、私の母の通帳なの!!!

ここの家賃は全部、

年老いた母に渡してるのよ!!!」

 

スカオ「え〜っ……

本当ですか〜…??」

 

エツコ「ほ、本当!本当よ!!!」

 

エツコは、YouTubeで見た

インコの高速ヘドバン並みに、

コクコクと頷きまくった。

 

エツコ「家賃が入金されていない

事に、半年も気付かなかったのも、

私の通帳から母の通帳へ、

毎月自動送金される​​ように

していたせいなの!!」

 

(おぉ〜…!!その言い訳、

今考えたのか!?

言逃れスキル、超高いな!!)

 

妙な所で感心していると、

LINEの着信音が鳴った。

確認すると、さっきメッセージを

送った『ある人物』から、

予定通りのメッセージが届いていた。

俺は何気ない風を装い、

「あ、母さんからだ…」と呟いた。

 

そして、エツコの言い逃れスキルに

対抗すべく、咄嗟にアレンジを

かましてやった。

 

スカオ「そっか…俺の家賃、

お母さんに仕送りしてたんですね……

急に入金されなくなって、困って

らっしゃったんじゃないですか?」

 

気の毒そうな顔をして同情を

寄せると、エツコは急に涙ぐんで、

「そうなのよ…」などと言い出した。