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【スカッとする話】兄の結婚式に行くと兄嫁両親が私に帰れと言ってきた…【第6話】

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本編

ワルコ「スカ美さん、

ご出身の大学は?

リョウジからは、

まだ何も聞いていないの。

どちらにお勤め?」

 

仕事の話になった途端、

雰囲気が変わった。

私は思い切って

 

スカ美「在宅ワーカーです。

フリーランスで働いていて」

 

実情を話し始めた。

ワルコさんの顔つきが変わった。

えっ!?という、

あからさまな驚きだった。

 

ワルコ「在宅?」

 

スカ美「はい、フリー

なんですが、幸い受注は多くて」

 

ワルコ「在宅なの?」

 

声に力がこもった。

咎めるような響きを感じた。

ワルコさん、もしかして

在宅が気に入らない!?

言葉が出てこなくなり、

私は黙った。

ワルコさんは眉をひそめた。

 

ワルコ「在宅って。

どこかの下請けとか、

そんなイメージね。

私、どちらにお勤め?

って聞いたんだけど」

 

スカ美「ですから、フリーで」

 

ワルコ「つまり、

お勤めではないのね?」

 

圧がすごい。

兄も顔をしかめて、

婚約者を見ている。

ワルコさんは、

急に笑顔を作った。