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【スカッとする話】「嫁の物は私の物」悪意の権化のような姑【第9話】

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本編

一週間くらいぎゃあぎゃあ

騒がれたけれど。

通帳の残高を知られたのは、

ちょっと痛かった。

なんと強欲なんだろうか。

あきれる。

義母の強欲ぶりは、

私の通帳だけではなく、

私物にも及んでいた。

OL時代、初任給で頑張って

買った、思い入れがあるブランド

バッグを勝手に使われたり。

大事に履いていた靴も

履き潰された。

かかとが潰れているのを

発見した時は、もう、

自分を抑える事が出来ないんじゃ

ないかと思ったくらい。

 

スカ子「お、お義母さん!?

そのネックレス、

私のですよ!?」

 

先日の午前中だ。

義父を病院へ連れて行くといい、

出かけようとしていた

義母の首に、お気に入りの

ネックレスが光っているのを

見て、私は叫んでしまった。

ネックレスのヘッド部分は、

父方祖母から貰った大きな

アメジストがはまっている。

かなり見栄えがするし、

どちらかといえば年配向けの

デザインではあったけれど。

でも、大学受験合格のお祝い

としてもらったものだ。

義母に勝手に持ち出されては、

気分はよくないに決まっている。

 

スカ子「病院行くのに、

必要ないですよね?」

 

義母「だって、タンスの

肥やしになってるのが

可哀そうじゃないの。

せっかく、こんな大きな

アメジストなのよ?」