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【スカッとする話】「嫁の物は私の物」悪意の権化のような姑【第8話】

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本編

まるで、嫁の物は姑の物だけど、

嫁以外の物は姑には関係ない

とでも言いたいのだろうか。

何で、私だけ財産を

差し出さなきゃいけないのか。

私はその点をジュンヤに

問いかけたが、返事は無かった。

腹が減ったと言い残し、

さっさとリビングへ

行ってしまったのだ。

そして、義母の

 

義母「スカ子さん!

ジュンヤに晩御飯の

支度をしなさい!」

 

怒鳴り声が聞こえて来た。

まったくもって、

納得できない気分のまま、

私も一階へ降りた。

こちらに関心を見せない夫、

逆に関心(特に財産に対して)

を有り余らせる義母。

私は本当に、この二人に

頭を痛めている。

ついこの間など、念入りに

隠しておいたはずの通帳を、

ちゃっかり見つけられていた。

銀行用の印鑑、

キャッシュカードは、

それぞれ別に

保管していたので

 

義母「これだけじゃ

意味ないのよ。

印鑑も渡しなさい。

キャッシュカードと

暗証番号でもいいわ」

 

迫られたけれど、突っぱねた。

すぐ銀行に走って、

通帳紛失の届を出し、

ついでに銀行印も変えて

キャッシュカードの

暗証番号も更新。

事なきを得た。