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【スカッとする話】「嫁の物は私の物」悪意の権化のような姑【第7話】

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【スカッとする話】「嫁の物は私の物」悪意の権化のような姑【第6話】
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本編

お金は人を変えるというけれど、

ああまで華麗に変身を

遂げる人がいるとは。

義母は見境が無くなって

いるように、私には思えた。

夜になって、ジュンヤが

帰って来た。

私は、こればかりは夫からも

意見してもらいたくて、

今日の昼に起きた出来事を

話す事にした。

 

スカ子「ジュンヤ。

お義母さんの事なんだけど。

ちょっと、個人財産の事で

勘違いしているみたいで」

 

ジュンヤ「勘違い?」

 

スカ子「そう。私の

独身時代の貯金を、家族の

共有財産だって言い出して。

そんな法律は無いわよ」

 

ジュンヤ「法律なんか、

俺は知らないよ」

 

スカ子「知らなくても、

そうなの!民法で決まってるの!

だから、お義母さんに

分かって貰わなきゃ」

 

ジュンヤ「ふーん。

ま、頑張って」

 

完全に他人事。私は

がく然とした。ここまで

無関心とはどういう事よ!

 

スカ子「頑張ってって何?

ねえ?お義母さんの勘違いを

どうにかしないと、

あなたの財産も

共有だと思われるわよ?」

 

ジュンヤ「それは

無いんじゃない?

だって俺、息子だもん」

 

まったく意味不明な事を、

平然とジュンヤは言った。

何よそれ。