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【スカッとする話】「嫁の物は私の物」悪意の権化のような姑【第6話】

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【スカッとする話】「嫁の物は私の物」悪意の権化のような姑【第5話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 義母も夫も、義父が どうなってもいいのだろうか。 不安になっているのは、 私一人なのだろうか。 頭を抱えたが、解決策は やはり義父がふらふら玄関から 出て行けないようにする...

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【スカッとする話】「嫁の物は私の物」悪意の権化のような姑【第1話】
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本編

義母「あらそう。

で?いくらあるの、

その貯金は」

 

スカ子「は?」

 

義母「は?じゃないわよ。

とぼけなくていいから、

教えなさい。

通帳を見せてくれてもいいのよ」

 

背筋が凍るとはこの事だ。

義母の目はぎらぎらしていて、

私の個人財産によくない興味を

抱いているのは確かだった。

 

スカ子「すみませんが、

独身時代の貯金は

私の個人の物です。

お伝えする事はできません」

 

義母「何を寝ぼけてるのよ、

嫁の分際で」

 

拒否したら、

とんでもない事を口走った。

分際?

いま、嫁の分際って言った!?

ぎょっとして、

思わず口をつぐんだ。

義母は、ずいと身を

乗り出して来た。

 

義母「あなた、うちの家族に

なったのよね?だったら財産は

全て家族共有の物よ。

通帳を見せるだけじゃ

足りない、キャッシュカードを

預けなさい。もちろん、

暗証番号も教えるのよ」

 

スカ子「無理です、無理!」

 

怖くなって、私はリビングから

逃げ出し、二階の寝室に

閉じこもった。

本当に恐怖だった。