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本編
てっきりそうだと思いこんで、
幼稚園の入園式で知り合った
時には、今後のママ友関係を考え、
割と頑張って
リアクションしていた。
それがいけなかったのか、
子供つながりでグループのように
なった私達のところに、
アツミさんは
しょっちゅうやって来る。
たぶん、他のママ友グループでは、
リアクションも話を聞く姿勢も、
あまりまともに取って
もらえなかったんじゃないかなぁ。
アスカ(ねえ、どうしよう)
ユウスケママ(もうこうなっちゃ
ったら、アツミさんが
満足するまで止められないよ。
少なくとも私達では)
カオリママ(これって
楽しいのかな、ほぼほぼ
独り言状態なんだけど)
私達は、ひたすら自慢を続ける
アツミさんを、冷めた目で
眺めつつ、こそっと
小声で会話を交わした。
私の見るところ、アツミさんは、
リアクションが欲しいのは
基本として、とにかく話したい。
話しているうちに、
自慢話に酔っていくのだろうか、
語りつくせば気が済む。
そんな感じの人だ。
いつも子供達を遊ばせる公園で、
日向ぼっこをしながら、
一刻も早くアツミさんの
気が済むのを待つ。
思う存分遊びたい子供達を、
親の都合で無理やり
連れ帰るのも可哀そうだから、
諦めてがんばるしかなさそう。