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【第5話】嫁と娘が俺を馬鹿にし続けた結果→俺は娘の中学卒業式の日に消えた…

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【第4話】嫁と娘が俺を馬鹿にし続けた結果→俺は娘の中学卒業式の日に消えた…
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【第1話】嫁と娘が俺を馬鹿にし続けた結果→俺は娘の中学卒業式の日に消えた…
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本編

カツミ「あんたの服を、

アヤの洗濯ものと一緒に洗って、

臭いが移ったらどうするのよ。

受験もあって気が立ってる娘に、

精神的なダメージを

与えたいわけ?」

 

こんな感じだ。

そして、確かにアヤは

よそよそしい態度だった。

 

スカオ「アヤ、ごめんな?

お父さん臭いみたいで」

 

アヤ「……」

 

娘は、俺が話しかけても

そっぽを向くだけで、

返事をしようとしなかった。

このとき、俺は本当に、

この世の終わりのような

衝撃を受けたものだ。

 

思えばあの時以来、俺は娘に

嫌われるのでは?

嫌がられるのでは?

ちょっとした言動が、

もっと娘に嫌われる

状況につながるのでは?

 

そう感じられて、

おびえるようになったと思う。

つまり俺は、妻のカツミに

というよりも、娘のアヤに

嫌われる事が、

本当は怖いのだろう。

 

自分でも分かっている。

アヤの気に障るかも、

アヤが嫌がるかも。

そう考えすぎて、思い切った

行動ができないのだ、と。

 

同僚「娘さんとも

一回話してみたらどうだ?」

 

スカオ「そうしたいのはやまやま

だけど、話せないんだよな」