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【スカッとする話】事故で緊急搬送された男子高校生「君は…誰?」→記憶喪失になり… 【第3話】

前回の内容はこちら▼

【スカッとする話】事故で緊急搬送された男子高校生「君は…誰?」→記憶喪失になり… 【第2話】
前回の内容はこちら▼ 本編 スカ美「高校受験の時のお守り! ほら、アンタがくれたやつ、 カバンにつけてたのに…」 高校受験の前日にユウタが 私に買ってきてくれた合格祈願の お守りを私は宝物として 通学カバンにつけていたのだ。 スカ美...

1話から読みたい方はこちら▼

【スカッとする話】事故で緊急搬送された男子高校生「君は…誰?」→記憶喪失になり… 【第1話】
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本編

スカ美(もしこのまま

ユウタが目覚めなかったら

どうしよう…。どうしよう。

私のせいだ。お守りを

取りに行ったせいでユウタは

事故に遭ったんだ…。

ユウタ…ごめんなさい…

本当にごめんなさい…! )

 

ユウタは救急車に乗り病院へ

私も付き添いとして同乗した。

 

医者「落ち着いて。

ご安心ください。全身の打撲や

骨折で入院の期間は必要ですが

命に別条はありません。」

 

スカ美「本当ですか!?

よかったぁ~、本当に良かった」

 

医者「しかし…記憶を

つかさどる場所が強い衝撃を

受けてしまっていて…。」

 

しばらくすると

ユウタが目を覚ました。

 

スカ美「ユウタ!

ああ、ユウタ無事で良かった!

本当に心配したんだからぁ…

ごめんね私のせいで…」

 

ユウタ「??ええっと…

君は…誰?」

 

スカ美「え?」

 

医者「ユウタさんは、

記憶障害で一般的な知識は

あるものの自身の生きてきた

16年間の記憶がない状態…

つまり、記憶喪失なんです。」

 

スカ美「記憶…喪失…

それは治るんですか?」

 

医者「それは申し訳ないんだが、

なんとも言えないんです。

すぐに治るかもしれないし、

あるいは、治らないかもしれない…。」

 

スカ美「そんな…」