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【スカッとする話】事故で緊急搬送された男子高校生「君は…誰?」→記憶喪失になり… 【第2話】
前回の内容はこちら▼ 本編 スカ美「高校受験の時のお守り! ほら、アンタがくれたやつ、 カバンにつけてたのに…」 高校受験の前日にユウタが 私に買ってきてくれた合格祈願の お守りを私は宝物として 通学カバンにつけていたのだ。 スカ美「えー、...
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【スカッとする話】事故で緊急搬送された男子高校生「君は…誰?」→記憶喪失になり… 【第1話】
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本編
スカ美(もしこのまま
ユウタが目覚めなかったら
どうしよう…。どうしよう。
私のせいだ。お守りを
取りに行ったせいでユウタは
事故に遭ったんだ…。
ユウタ…ごめんなさい…
本当にごめんなさい…! )
ユウタは救急車に乗り病院へ
私も付き添いとして同乗した。
医者「落ち着いて。
ご安心ください。全身の打撲や
骨折で入院の期間は必要ですが
命に別条はありません。」
スカ美「本当ですか!?
よかったぁ~、本当に良かった」
医者「しかし…記憶を
つかさどる場所が強い衝撃を
受けてしまっていて…。」
しばらくすると
ユウタが目を覚ました。
スカ美「ユウタ!
ああ、ユウタ無事で良かった!
本当に心配したんだからぁ…
ごめんね私のせいで…」
ユウタ「??ええっと…
君は…誰?」
スカ美「え?」
医者「ユウタさんは、
記憶障害で一般的な知識は
あるものの自身の生きてきた
16年間の記憶がない状態…
つまり、記憶喪失なんです。」
スカ美「記憶…喪失…
それは治るんですか?」
医者「それは申し訳ないんだが、
なんとも言えないんです。
すぐに治るかもしれないし、
あるいは、治らないかもしれない…。」
スカ美「そんな…」