※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【第19話】幼稚園の先生から突然電話「迎えにきてもらえないと困ります!」→私「もういますけど?」先生「え?」

前回の内容はこちら▼

【第18話】幼稚園の先生から突然電話「迎えにきてもらえないと困ります!」→私「もういますけど?」先生「え?」
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ご主人が指摘すると、 スズミはうっとうなって絶句した。 ちなみに私も絶句した。 というのも、去年の文化委員時代、 彼女は「仕事が忙しい」を 決め台詞にして、ろくに...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】幼稚園の先生から突然電話「迎えにきてもらえないと困ります!」→私「もういますけど?」先生「え?」
こちらもおすすめ▼ 本編 バラ組担任「いい加減に してください! 今何時だと思ってらっしゃいますか!? こちらとしても、お待ちするには 限度かあるんですよ!?」 いやー、驚いたわあ。 息子ユウマが通う幼稚園から、 珍しく...

本編

園長「そこまでにしてください。

ご家庭のご事情は、

ご家庭内でお願いします」

 

第二ラウンドは自宅へ持ち越し。

そう決まり、やっと私も解放された。

何か、いろいろ踏んだり蹴ったり

だった気がするのだけど、

ガチの修羅場を間近で見られた、

いわば観戦料だと思う事にした。

 

ああああ、そんな事より

もう午後8時過ぎだよ。

どうしてくれるんだ。

晩御飯の支度もしてないってのに!

私はユウマの手をひいて、

急ぎ帰った。

 

その後。

ご主人の追及に耐えらえなかった

らしいスズミは、浮気男と何度も

遠出し、そのたびにあちこちの

ママ友を頼ってケント君を

放り出していた事を自白したそうだ。

近所の義母に頼ったら

「頻度が多すぎ、何をしてるの」と、

これまた追及をくらって、

もう誰も頼れず。

とうとう幼稚園の

延長保育を頼ったとの事。

 

改めて謝罪がしたいという

スズミの元夫と会った時、

その話を詳しく聞いた。

 

アスカ「ところで、

なんで私を指名したんでしょう?

何か聞いてらっしゃいます?」

 

スズミ元夫「あいつが言うには、

アスカさんと同じ保護者会で

雑談になった時、いつでも面倒

見てあげると言われた。

そう言い張るんですよ」

 

アスカ「それって……」