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【スカッとする話】離婚した嫁を家に残し、両親の介護を押し付ける夫【第10話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカ子「いい加減にして! 離婚には応じますが、 この家に残るつもりはありません 子供達を連れて出て行きます」 クズヒコ「ほら、これだ」 私の拒否を聞いて、 吐き捨てるように言った。 ...
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【スカッとする話】離婚した嫁を家に残し、両親の介護を押し付ける夫【第1話】
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本編
彼女の紹介で
通信教育を受け始め、
合格後は病院に併設されている
グループホームに入職した。
今はパートだが、
正社員への登用が決まっている。
時期を早められないかと、
相談したのだ。
ヨシコからはすぐ返信が来て、
今日の夜に結果を出して
もらえる事になった。
しばらくメールしながら、
さっさと出て行く準備を進めた。
夜になって、クズヒコが
飛ぶように帰って来た。
手には離婚届がある。
クズヒコ「俺に誓え。実家に
残って、親の面倒を見る事、
将来の介護を引き受ける事。
誓ったら、離婚届を書いてやる」
どうやったらこんな図々しい
考え方になるのか、
疑問に思ったが
義母「クズヒコは
新たな人生を歩むのよ。
邪魔しないでちょうだい。
スカ子さんは、うちで
私達の面倒を見て、
老後も介護しなさい。
でなきゃ、クズヒコに
迷惑が掛かってしまうわ」
義父「ただで家に住めるんだ、
そのくらいは当然だろう。
特別に、家賃は
とらないでおいてやる」
ふんぞり返りつつ
非常識をまき散らす義両親を
見て、疑問に思うまでも
なかったと納得した。
これはもう、
私の手には負えない。