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【スカッとする話】妊娠9ヶ月の嫁に背後から忍び寄る姑…【第12話】

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【スカッとする話】妊娠9ヶ月の嫁に背後から忍び寄る姑…【第11話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカ子「お父さんには 言ってないの。 いいの、お父さんは今、 大事なお仕事をしているから。 心配かけさせたくないの」 マモル「お母さんがいいなら、 まぁ僕はいいんだけど。...

1話から読みたい方はこちら▼

【スカッとする話】妊娠9ヶ月の嫁に背後から忍び寄る姑…【第1話】
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本編

スカ子「あなたが昇進に関わる

大事な時期だと思って」

 

ヨシト「それとこれは

別問題だよ。まぁとにかく、

母さんにはきつく言っておいた。

スカ子は安心して

過ごして欲しい」

 

半分叱られ、半分は労りの

言葉をかけられた。

マモル君を通じて、義母の件が

夫の耳に入ったのだ。

手を打ってくれたらしい。

申し訳ない思いになったが、

正直なところ助かった。

初めての妊娠で、体も心も

激しく変化している最中に、

義母のお小言に付き合える

余裕は無い。

 

順調に週数を重ね、

いよいよ9ヶ月を迎えた。

ヨシトは課長補佐に昇進し、

マモル君も高校進学して、

今度は野球部に入部した。

なかなかの強豪高校と

聞いている。

マモル君は熱心に練習しつつ、

私を助ける事も忘れなかった。

すっかり、平和ボケ

していたと思う。

ある日、本当に不意を突かれた

といった状況になった。

今まで顔を出そうと

しなかった義母が、

いきなりやってきたのだ。

 

義母「元気?」

 

スカ子「お陰様で」

 

見慣れた怖い顔とは全く違う。

随分と穏やかな表情だった。

甲高い声で「スカ子さん!」

も言われなかった。

ほっとする反面、

ちょっと怖くもあった。