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【ブログ限定】実家を新築した途端、母を追い出す兄嫁【第8話】

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本編

母「ワルミさんも

よく連絡くれるの。

今の生活は大丈夫?

って気遣ってもくれてね。

うまくやっていけそうよ」

 

スカ穂「それなら良かったわ」

 

ワルミも根は悪い子じゃないのね。

ツバサの話を聞いていたから、

少し心配していたけれど、

まぁ別れ話で頭に血が上れば、

ついつい悪く言う事もあるだろう。

そのくらいに考えて、

私はあれこれ気をもむのをやめた。

 

結婚式、新婚旅行とイベントが続き、

いよいよ新築へ引っ越す日が来た。

荷物が届くころ合いを見計らって、

母は新居へ向かった。

幸せに暮らしてね。

私は気持ちよく母を見送った。

 

その、わずか3時間後だ。

母が出戻って来た。

満面の笑みで、足取りも軽く

玄関を出て行ったというのに。

今は肩を落とし、顔色を失って、

見るからに意気消沈している。

 

スカ穂「どうしたの、お母さん!?」

 

忘れ物に気づいて

戻って来たにしては、

表情が暗すぎる。

 

っていうか、目に涙をためている!

何事!?