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【ブログ限定】実家を新築した途端、母を追い出す兄嫁【第7話】

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本編

嫁いびりの逆バージョンがあっても、

不思議ではない。

ワルミがどんな人物か、

私にはまだ掴めていないが、

その点はツバサの方が

よく理解しているだろう。

夫の意見には、注意深く

耳を傾けなければと思った。

 

ツバサ「いびりをする

性格じゃないとは思う。

でも、さっき見た通り、

押しが強いんだ。

お岳母さんに負担が

かからなきゃいいんだけど」

 

スカ穂「うーん。

これはお母さん次第かなぁ」

 

私達夫婦の見解は一致した。

後は兄と母の問題になる。

見守りモードに入って間もなく、

母が同居を決断したと聞いた。

 

母「私も家の事は心配していたのよ。

最近は雨漏りするようになってねえ。

同居してくれるなら、ありがたく

申し出を受けようと思うの」

 

スカ穂「分かった。

何かあったらいつでも声をかけて」

 

母「さっそくで悪いんだけど。

家を取り壊して新しく建つまでの間、

お世話になってもいい?」

 

スカ穂「分かったよ、

ツバサに聞いておく」

 

一時同居の状態になった。

ツバサも子供の頃から母を知っている。

何なら私より親密だったくらいだ。

快く母を受け入れてくれた。

母も、心境が変わっていったらしい。

 

日が近づくにつれ、

家具や家電のカタログを眺めては、

嬉しそうにしていた。