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【スカッとする話】夫婦喧嘩中、4歳の息子「ママいらない。ママでてけ!」→私は本当に出て行った【第3話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 義母「いくら今どきは 共働きが主流だっていっても、 家庭によるでしょう? うちの教育方針は、母親が責任 もって子育てする、ですよ。 アスカさんの理想通りに やったら、親子の絆が作れな...
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本編
こちらも決着がつくまで
長引いた。
最終的には義父が
義父「ヒデキの家庭のあり方は、
ヒデキとアスカさんが決める。
心配し過ぎて口を出すのは、
子供の家庭を壊す事になるぞ」
義母をかなり強めに諫めてくれた
おかげで、何とか落ち着いた。
その頃には、産休どころか、
育休も明けそうな時期に
差し掛かっていた。
リクが1歳になり、私も復帰を
間近に控えて、保育園を
決める事が出来た。
雰囲気が良いところで、
先生方も若い方から
年配の方まで、幅が広い。
延長保育も、夜間保育も、
整備されている。ただし、
病気対応だけは出来ない
という事で、保育園滞在中に
発熱などがあれば、親または
登録された親族が引き取りに
来なければならない。
私と夫は、万が一の時に
どうするか、また話し合った。
私の実家は頼れない。
距離的な問題だ。
新幹線で二時間かかる。
それに対して、義実家は車で
20分程度のところにある。
ヒデキ「俺かアスカが
引き取りに行ける時は
いいとして。どっちも
手が空いていない場合は、
やっぱり俺の実家に
頼むしかないよな」
アスカ「そうねえ」
義母と言い争った経験上、
調子よく頼むのは気が引けた。
しかし、現実問題、保育園に
通い出した子供が、急に体調を
崩す事はよくあるという。
いつでも必ず私が
駆け付けられる保証はない。
となれば、義母を頼るのが
一番リクの為になるとしか
考えられなかった。