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【第10話】ファミレスで注文して2時間後→店長「お客様ご注文は?」

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【第9話】ファミレスで注文して2時間後→店長「お客様ご注文は?」
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 私はあまりの空腹と理不尽さに、 ついに堪忍袋の緒が切れた。 スカミ「おかしいですよね?! 私のあとに入店して、 注文したお客さん達が、 日替わりランチを美味しそうに 食べて帰って行っ...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】ファミレスで注文して2時間後→店長「お客様ご注文は?」
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本編

そんな事を考えながら待っていると、

戻って来たナカオ店長は、

またしても申し訳なさそうに

口を開いた。

 

ナカオ店長「あの…近隣の店舗に

確認しましたところ、

在庫は、有るには有ったんですが……

取り寄せるのに、またお時間が

かかってしまうので……」

 

スカミ「あ、日替わりランチが

食べられるなら、私は構いませんよ!

待ちます!!どうせここまで

待った訳ですし!」

 

ナカオ店長「しょ…承知致しました!

それでは、すぐに手配させて

頂きます!!」

 

そう言うと、ナカオ店長は

タヌマを呼びつけた。

 

ナカオ店長「おい、タヌマ!

〇〇店に連絡しておいたから、お前、

急いで材料を取りに行ってこい!」

 

するとタヌマは情けない声で、

図々しくも責任感ゼロの

発言をしたのだ!

 

タヌマ「えぇ〜……俺、

もうすぐ上がる時間ですよ…?

それに、このあと予定も

有るんですけど!」

 

ナカオ店長「お前……!!

よくそんな事が言えるな!!

どういう状況か分かってんのか!?

全部お前のせいなんだぞ?!文句

言わずにさっさと行ってこい!!」

 

タヌマ「はっ、はいっ!!」

 

ナカオ店長の怒鳴り声に小さく

飛び上がったタヌマは、すぐさま

小走りで奥へと去って行った。

 

(タヌマ!出来るだけ急いで

取って来いよ!!

もうチョンボするんじゃ無いよ!!

ASAP!ASAPだぞタヌマ!!)

 

私は心の中でタヌマを急かしながら、

尻尾を巻いて逃げて行く野良犬の

ようなタヌマを見送った。

 

それから大きなため息をつき、

空腹を紛らわせるために

水をひとくち飲んだあと、

文庫本を開いて、またミステリーの

世界に没頭していったのだった…