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【第17話】夫がくれた入学祝いを捨てた娘→中身を見た私はみるみる青ざめて…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 私はそう言って、 義母にニコッと笑って見せた。 大量の証拠品を見て、義母は 顔面蒼白になり、義父はただただ 愕然としているようだった。 自分の妻が、息子の嫁にこんなに 嫌がらせをして...
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【第1話】夫がくれた入学祝いを捨てた娘→中身を見た私はみるみる青ざめて…
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本編
義父「お前…いつの時代の話を
しているんだ…?
確かに、お前が嫁いで来た頃は、
そう言われていたかも知れないが…
そんなの、何十年も前の
古い考え方で、いまどき
跡取り息子だなんて…
気にするのは、特別な家業がある
家だけじゃないか…?」
義母「そんな…私って…古いの…?」
義父「そりゃあ、孫が産まれるのは
喜ばしい事だが、子供を作るか
どうかは夫婦の問題で、
親が口を出すべきことじゃないんだ。
ましてや性別を指定するなんて…
赤ん坊の性別なんて
選べるもんじゃないことは、
お前だってよく分かってるだろう?
男の子でも女の子でも、
可愛い孫には変わりない。
こんなに可愛い孫を産んでくれて…
スカコさんには感謝しかないよ!!」
義父は、ヒカリの頭を愛おしそうに
撫でながら、私の目を見てそう言い、
微笑みかけてくれた。
私は胸がいっぱいになり、
嬉し涙が溢れそうになった。
ところが、その様子を見た義母が、
突然ヒステリーを起こし、髪の毛を
かきむしりながら叫び始めた。
義母「ちょっとー!!!
アンタ、お父さんのことまで
誘惑したのね!!!
信じられないっ!!!私から
何もかも奪う気なのね???
この、泥棒猫ー!!!」
スカコ「………は?」
義父「なんでそうなるんだ…?」
私と義父は呆れて顔を見合わせ、
髪の毛を爆発させたお義母さんの姿を
見て言葉を失っていると、
それを見た義母は、また勝手に
ヒートアップし、地団駄を踏みながら
更に怒り狂うのだった。