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【第３話】夫がくれた入学祝いを捨てた娘→中身を見た私はみるみる青ざめて…
前回の内容はこちら▼ １話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカコ「あれっ？お義母さん… どうされたんですか？私達、今から 旅行にいくところなんですけど…」 義母「あぁ、私も一緒に温泉に行く 約束になってるのよ！ タカち...
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2023.06.24
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【第１話】夫がくれた入学祝いを捨てた娘→中身を見た私はみるみる青ざめて…
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2023.06.23
本編
スカコ「結婚記念日のお祝いなのに、
こんなのあんまりだよ！
お義母さんがついて来るなんて…
どうして断ってくれなかったの？」
タカアキ「母さんはただ、
一緒に温泉に行きたいだけで、
悪気は無いんだよ。
せっかくの旅行なんだから、
機嫌直して、仲良くやってくれよ」
（なによ…私が悪いみたいに…
義母さんからは、悪気しか
感じませんけども？？この人はもう、
私が何を言っても、きっと義母の
味方をするんだろうな…）
私は、この時初めて、
夫を諦め始めたのだと思う。
その後間もなく、私は妊娠した。
子供が産まれたら、きっと夫は
子煩悩な父親になるだろう。
そうすれば、義母優先の今の考え方も
きっと変わるに違いない。
だって、我が子は何より愛おしく、
大切なものなのだから…
それが『親』というものだろう…
それに義母だって、孫が出来れば、
もう自分を優先して当然とは
思わなくなるはずだ。
『子より孫が可愛い』
と言うではないか…
それが『祖母』というものだろう…
…私はそう思っていた。
ところが出産直後、私は、
夫にも義母にも、とことん
失望することになるのだった…
そもそも義母は、『タカちゃん
そっくりの跡取り息子』を望んで
おり、夫もそれに同調していた。
妊娠が判明し、最初に夫に報告した時
夫はとても嬉しそうな顔で、
私にこう言ったのだ。
タカアキ「これで俺もついに
父親か〜♪スカコ、元気な
男の子を産んでくれよ！！」
