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【第5話】リビングに謎の盗聴器が…娘の作戦で迫真の演技してみた結果w
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【第1話】リビングに謎の盗聴器が…娘の作戦で迫真の演技してみた結果w
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本編
アスカ「最後のはいくら何でも」
アカリ「あくまで可能性の話。
私もパターン3は無いと思うよ。
そもそも、うちには
あんまり人が来ないでしょ?」
私をなだめるように、
アカリは静かに言った。
落ち着いて考えてみれば、
確かにそうだ。私もパートで
働いているし、娘は15歳で高1だ。
今更リビングで友達とおしゃべり
って年齢じゃない。どう考えても、
呼ぶなら自分の部屋に違いない。
残りは夫関係と、私の実家に義実家。
しかし、夫も友人を家に招く事は
しない。飲み会があっても行きつけの
居酒屋がいつもの会場になる。
お互いの実家は遠くて、
どちらも高齢。年に1~2回くらい
我が家が顔を出すようにしている。
つまり、実家の誰かが
うちに入り浸る環境ではない。
となると、やっぱり夫が
盗聴器を買って仕掛けたという
結論になってしまうのだけども。
うーん、わからない。
アスカ「とにかく、あれが本当に
盗聴器なのかを、まず確認しないと。
専門家を呼んだ方がいいかな」
アカリ「ええとね、相場は
2万円だね。マンションの場合は」
アカリはささっと
調べてくれたようだ。
娘によると、世の中には
盗聴器発見業者がいて、マンションは
一部屋あたり2万円だという。
絶対に一部屋だけという確証が
あれば、それで済むらしいけれど、
念のために全てを調べるとなると、
うちは3LDK。浴室、何なら
トイレまで含めれば、10万くらいは
覚悟しなければならないようだ。