※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【スカッとする話】泥棒ママ友の娘は泥棒小学生【第11話】

前回の内容はこちら▼

【スカッとする話】泥棒ママ友の娘は泥棒小学生【第10話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 アスカ「ヒカリちゃん!」 私の呼びかけに、びくっとして 顔を上げ、目が合ったと同時に 挙動不審になった。 私をガン見状態で、 固まっている。 店長らしい40代くらいの男性...

1話から読みたい方はこちら▼

【スカッとする話】泥棒ママ友の娘は泥棒小学生【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 私はアスカ。29歳で 専業主婦をしている。 家族は夫と、 小学校1年生の娘ドレミ。 夫は仕事が忙しい代わりに 収入も相応だ。 お陰様で、子育てに 専念できている。 娘が小学校に入学する タイミングで、何人かの ...

本編

アスカ「二週間前、

急に自宅から消えたんです。

探していたんですが、

見つからなくて。

やっぱり、ヒカリちゃんの

ところにあったのね」

 

私がそういうと、ヒカリちゃんは

過呼吸寸前まで大泣きした。

ごめんなさい、ごめんなさいと

繰り返している。

 

アスカ「おばさん、

怒ってないから。本当の事を

教えてくれるかな?」

 

なるべく優しく問いかけると、

ヒカリちゃんは

しゃくりあげながら

 

ヒカリ「ママからもらったの。

傷があるから売れない、

あげるって。ほんとは、

ドレミちゃんの大事なものだって

知ってたけど、ママが怖くて」

 

アスカ「そっか。

教えてくれてありがとう。

このお店の物を、お金を

払わないで持っていこうと

したのはどうして?」

 

ヒカリ「ママにお願いされたの。

本棚に、可愛い水筒があるから、

持ってきてって」

 

万引きはクズコの

指示だったと語った。

テーブルの上には、

コンビニ限定シールが貼られた、

350mlくらいの小型保冷ボトルがある。

可愛いピンク色、人気のキャラものだ。

母の要求を断り切れず、

盗みは悪い事と知りながら

持ち帰ろうとして、

見つかったという流れだった。