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本編

毎日やって来て

 

ホウカ「シンスケさんと

うまくいってる?」

 

なんて問い詰めるほど、

暇じゃない……はず。

でもなぁ。

頭の中でそんな考えが

ぐるぐると渦巻いていた。

かなりぼーっと

していたのだろう。

 

シンスケ「スカ美?

話聞いてる?」

 

急に、シンスケの声が

大きくなって、我に返った。

いけない。

彼とデート中だったわ。

 

シンスケ「何かぼんやり

してるね。疲れた?

もう食事も済んだし、

すぐ帰ろうか」

 

スカ美「ごめんなさい。

ちょっと、気になる事があって」

 

シンスケ「気になる事?

何かあった?」

 

スカ美「実はね」

 

私は、思い切って

従姉の事を話してみた。

今までは、身内の事と

いうのもあって、詳しい話は

していなかった。

でも、やっぱり気が重い。

シンスケに話して、

すっきりしたい。

 

そう思い、これまでの出来事や、

最近なぜか従姉が結婚話を

聞きたがる、ちょっと怖い

という事を打ち明けた。

 

スカ美「従姉を悪く

言いたくないんだけど。

なんでかなぁ?

不思議でしょうがないのよ」