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【スカッとする話】離婚前夜に夫婦最後の晩餐→しかし旦那は来ずに心配していると…【第17話】

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本編

私は夫に取りすがった。

さっき引っ込んだ涙が

またあふれてきた。

 

スカ子「私、知らなかった!

友人の連帯保証人に

なっていたの?

その友人が行方不明になったの?

借金が、ヤスフミに

押し付けられたって?

ちゃんと説明して!」

 

ヤスフミ「心配させたく

なかったんだ。

飲み会に行ったら泥酔して、

知らないうちに署名押印

させられたなんて」

 

彼は高校時代の友人に

はめられて、勝手に連帯保証人に

されてしまったという。

1年前、ちょうど私とヤスフミが

ぎくしゃくし始めたころの事だ。

ヤスフミは悩んで、

私に迷惑をかけたくないと思い

詰めていたのだそうだ。

 

ヤスフミ「子供に恵まれない

ばかりか、こんな爆弾を

抱えた男が、君と夫婦で

いていいとは思えなかった。

離婚を切り出された時、ほっとしたよ。

これでスカ子を

巻き込まずに済むって」

 

スカ子「ばかじゃないの、

あなた!」

 

私は思い切り怒鳴った。

 

スカ子「夫婦でしょ?

私達、夫婦だよね?

それとも、私だけが夫婦だと

思い込んでいたの?」

 

ヤスフミ「いや

そんな事は無いよ」

 

スカ子「だったら、

なんで相談してくれないの?

一人で抱えないでよ!

私にも悩みを分けてよ!

二人で考えて、何とかする

方法を見つけようって、

思って欲しかった!」