※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【スカッとする話】離婚前夜に夫婦最後の晩餐→しかし旦那は来ずに心配していると…【第1話】

こちらもおすすめ▼

【スカッとする話】職場のタピオカミルクティーが毎回盗まれるので、下剤を入れておいた結果…【第1話】
こちらもおすすめ▼ 動画 本編 ツボネ「ちょっと、スカ美さん! エクセルの関数が おかしいんだけど!」 また始まった。 うちの課きっての意地悪、 じゃなかった厳しい 先輩女性、お局様。 ツボネの金切り声が聞こえる。 どうせまた、自分...

本編

ああ、もうダメなんだな。

手を付けられていない昨夜の

夕食が放置されている食卓を

見て、私はため息をついた。

出会いから交際、結婚。

トータル22年の付き合いを

してきた夫ヤスフミ。

彼とぎくしゃくし始めたのは、

いつだっただろう。

 

私はスカ子。

子供はいない、夫と

二人暮らしの会社員で38歳。

ヤシュミとはずっと、

仲良し夫婦だった。

少なくとも私はそう信じていた。

 

ヤスフミ「スカ子、

子供の事なんだけど」

 

ある日の夜、改まった態度で、

ヤスフミが切り出して来た。

記憶によれば5年ほど前だった。

のんびりバスタイムを楽しみ、

リラックス最高潮だった私は、

突然の話題に戸惑った。

 

スカ子「ん?子供って、

急にどうしたの」

 

ヤスフミ「いや。会社で後輩の

奥さんが妊娠した話を聞いて。

そういえば、俺達って子供に

ついては何というか。真面目に

考えてなかった気がして」

 

スカ子「そうねえ」

 

当時の私は33歳になったばかり、

2歳年上のヤスフミも

35歳だった。確かに、女性には

タイムリミットがある。

それまでは自然に任せて、

いつか産まれるだろうと、

いわゆる妊活には

熱心ではなかった私。

改めて言われてみれば、

気にかかってもおかしくない

年齢になっていた。