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【スカッとする話】離婚前夜に夫婦最後の晩餐→しかし旦那は来ずに心配していると…【第8話】

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本編

焦った結果、

ヤスフミの立場や気持ちに

心を配る余裕が

無くなっていたかもしれない。

 

スカ子(なんであんなに

慌てたのかしら。もし、

子供が産まれなかったら

それでもいい、ヤスフミと

二人暮らしでも幸せには

違いない。もうこれ以上、

ヤスフミを急かすのは止めよう)

 

やっと目が覚めたような

気持ちだった。

でも、どうやら遅かったらしい。

この頃から、ヤスフミは

帰宅が遅くなり始めていた。

夕食もいらないと言われる事が

増えて、用意してみても、

ほとんど手を付けられる事は

無くなった。

休日も一人で出かけるように

なり、やがて夫婦生活にも

関心がないという態度に

変わった。

 

スカ子「ヤスフミ?」

 

ヤスフミ「ああ、ごめん。

疲れて、もう眠いんだ」

 

声をかけても、流される。

ベッドでは背中を向けられる。

夜中に起きたらいない、

そっと様子を伺うと、

リビングでスマホを見ている。

こんな事が続いた。

 

裏切り!?

つい、頭の中で嫌な単語を

思い浮かべたけれど、

私は大きく頭を振って、

その可能性を否定した。