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【スカッとする話】離婚前夜に夫婦最後の晩餐→しかし旦那は来ずに心配していると…【第7話】

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本編

スカ子(ああああ、

もう帰りたいよー!

恥ずかしいよー!

どうしようどうしよう)

 

おろおろしていると、

意外にも彼の方が

 

ヤスフミ「あの、さあ。

呼び出された立場で、

こんな事言うのも何だけど。

俺、じつはスカ子が好きなんだ」

 

先に告白してくれた。

びっくりして声も出ない私に、

彼も照れていて

 

ヤスフミ「ほんとは、俺の方が

呼び出すつもりだったんだ。

先を越されて悔しいから、

告白は俺の方からにさせて。

どうかな。

付き合ってくれる?」

 

顔を赤くしながら、

交際を申し込んでくれた。

あのころの感激というか、

喜びと幸せな気分が、

この時私の中によみがえった。

 

スカ子(現在)「……忘れてたなぁ。

告白されるとは思ってなくて、

びっくりしすぎて、

声が出なかったっけ」

 

中学から高校の卒業アルバムに

目を移し、懐かしく記憶を

たどっているうちに、

今の自分の態度について

考えさせられた。

ヤスフミは温厚で、

いつも笑顔を絶やさない。

それは昔から変わっていない。

年齢を気にして、子供が子供が、

と焦り過ぎていたのは私だ。