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【スカッとする話】離婚前夜に夫婦最後の晩餐→しかし旦那は来ずに心配していると…【第2話】
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本編
さすがに、私は
少し焦り始めていた。同時に
スカ子(もっと早く取り組み
始めておけば良かったかも。
考えてみれば、
結婚したらすぐに子供が生まれる
なんて、そんな保証は
どこにもなかったのに。
なんで、そのうち産まれるとか、
のんびりしちゃったんだろう)
人生計画、または
家族計画というのだろうか。
そういった事を全く気にも
留めていなかった、
無計画な自分に腹が立った。
この頃は、私も焦りが
強かったと思う。
今思い出してみても、
ヤスフミを急かしていたような
記憶がたくさんあって、
恥ずかしくなる。
スカ子「今日は決めてた日
でしょ?飲みに行かれたら
困るのよ!」
ヤスフミ「ごめん、
どうしても抜けられなくて」
スカ子「付き合いが
大事なのは分かるわ。
でも、チャンスは
月に一回しかないの。
これを逃したら、また来月まで
待たなきゃいけないのよ?」
無理を言って、ヤスフミを
困らせた事もあったっけ。
後から思い返すと、
ああしておけば、
こうしておけば、といった
調子で、いろいろ考えが巡る。
しかし、当時は
そこまで気が回らなかった。