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【スカッとする話】ママ友「貴方の旦那、10万で貸して!」断ったら夫の寝室から…【第2話】
前回の内容はこちら▼ 本編 クレヨ「うちの息子は、 年中さんなの。この中に、 年中さんのママさんは?」 アスカ「はい、 うちの子も年中です」 私が返事をすると、 周囲のママ友も手をあげたり、 はいと応じたり。 話を聞くと転入生のようだ。 引...
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本編
自慢話のついでなのか、
自分語りも始めてしまい、
こちらとしては別に知りたい
わけじゃなかったのだけど、
彼女の家族構成にも
詳しくなってしまった。
ご主人は再婚で、
今日転園して来た年中の
男の子は、連れ子だという。
どう反応したらいいのか、
かなり困った。
やっと子供達が門まで来たので、
ほっとして話を切り上げ、
息子の手を引いて
そそくさ帰って来た。
どうも、クレヨさんとは
気が合わないように思われた。
アスカ「今日、クラスに
新しいお友達が来たの?」
セイヤ「ううん、
ひまわり組さんじゃないよ。
ばら組さんに来たの」
アスカ「そうなんだ。
遊んでみた?」
セイヤ「まだ遊んでない」
息子に聞いたら、
どうやらうちの子の
クラスではなかったようだ。
どんな子かも分からないらしい。
まあ、隣のクラスなら、
あまり関わりはないだろう。
クレヨさんと深いお付き合いは、
ちょっと難しい気がしてならない。
それからしばらくは、
特に何もなく、いたって
穏やかな日々が続いた。
あえて言うなら、
運動会が近いということで、
PTA活動が活発に
なってきたくらい。
しかし、ある運動会準備の
委員会の日・・・