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【第27話】回転寿司屋で自分が食べた高級皿を押し付けてくるママ友

前回の話はこちら▼

【第26話】回転寿司屋で自分が食べた高級皿を押し付けてくるママ友
前回の話はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 旦那さん「モモカの為にも、もう チセコを許すつもりはありません。 ただ…離婚をすると、親権は母親に 取られてしまう可能性が有るので… その点だけが心配なんです…」 そう言っ...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】回転寿司屋で自分が食べた高級皿を押し付けてくるママ友
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本編

数週間後、旦那さんから報告があり、

正式にチセコとの離婚が成立し、

親権は無事に旦那さんのものに

なったという事だった。

 

旦那さん「しばらく母にこっちに

来てもらっていたんですが…

実家の近くに引っ越して、心機一転、

再出発する事にしました。

アスカさんには、ママ友の証言集め

とか…色々と協力頂いて…

本当にありがとうございました」

 

そう言った旦那さんは、

少しスッキリとした表情

浮かべていたのだった…

結局、チセコが流した私に関する

嘘の噂の半分、“浮気”と“離婚”に

関しては、チセコ自身の本当の噂

として、ママ友たちの間で

しばらく嵐を巻き起こした後、

やがて飽きられ、

忘れられていった……

 

一方、我が家は相変わらず。

私は家で仕事をしながら

ミオと過ごし、夫は長期の出張に

出ては毎晩長電話をかけてくる。

唯一変わった事と言えば、弟が、

チセコの見張り&追跡調査で探偵業の

面白さのトリコになってしまい、

本当に探偵事務所に

入ってしまった事ぐらいだ。

 

まぁ、飽き性な弟の事なので、

いつまで続くか分からないが、

じつは私も今回の働きを見て、

意外と向いているんじゃないかな〜?

なんて思っていて、

いい加減、腰を落ち着けてくれる事

を、密かに期待しているのだった…

おわり