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【第1話】回転寿司屋で自分が食べた高級皿を押し付けてくるママ友

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本編

これは、私・アスカ(当時35歳)が

巻き込まれた、ある騒動の

記録である……

 

事件の発端は、回転寿司だった。

その日、私は挨拶程度の付き合いしか

ない幼稚園のママ友・チセコと共に、

家の近くの回転寿司屋に居た。

なぜそんな、特に仲良くもない

ママ友と一緒にお寿司を食べる

羽目になったのかというと…

まぁ、ただの成り行きだった。

 

その前日、春から幼稚園に

通い始めたばかりの3歳の娘・ミオの

お迎えに行くと、

ミオと一緒に遊んでいた

同じクラスのモモカちゃんが

何故か私にくっついてきて離れず、

そこへモモカちゃんをお迎えに来た

母親のチセコも加わって、

軽く世間話などをしているうちに、

話がそういう流れに

なってしまったのだった…

 

私は正直、チセコにはあまり

良い印象を持っていなかったので、

それまで親しくはしていなかった。

同じクラスのママのご自宅で

開かれる、いわゆる“ママ会”という

ものに誘われて、私もそれまでに

2度ほど参加したのだが、

その時のチセコの様子が…

かなりのクセ者っぷりだったのだ。

 

チセコは自分の若さ

(まだ20代なので、クラスの

ママの中で確かに若い方)や、

美貌(正直、素材的には中の上か、

上の下といったあたり)に、

かなりの自信を持っているようで、

子供達の話はそっちのけで、

ずっと自分語り&上から目線で

周りにアドバイスをし続けた挙句、

帰り際には、全員で持ち寄った

お菓子やジュースの残りを、

独り占めして持ち帰ろうとしたり、

どさくさに紛れて家の中の物まで

持ち帰ろうとするような、

セコ&ドロの要注意人物だった…

 

大型チェーン店の回転寿司とは違う、

その小さめの回転寿司屋は、

リーズナブルなのに美味しいと評判で

平日といえどもお昼時には、

なかなかの混み具合だった。