前回の話はこちら▼
【第24話】回転寿司屋で自分が食べた高級皿を押し付けてくるママ友
前回の話はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 旦那さんと挨拶を交わし、 チセコを見ると、チセコは 小さくなって俯いていた。 旦那さん「私の教育が行き届かず… 本当に申し訳ありませんでした…」 アスカ「あの〜… 謝る相手をお間違えで...
1話から読みたい方はこちら▼
【第1話】回転寿司屋で自分が食べた高級皿を押し付けてくるママ友
こちらもおすすめ▼ 本編 これは、私・アスカ(当時35歳)が 巻き込まれた、ある騒動の 記録である…… 事件の発端は、回転寿司だった。 その日、私は挨拶程度の付き合いしか ない幼稚園のママ友・チセコと共に、 家の近くの回転寿司屋に居た。 な...
本編
旦那さんの顔色が、サッと変わった。
旦那さん「チセコおまえもしかして…
また浮気してんのか…???」
チセコ「いやっ…あのっ…
そのっ…アスカさん!!
なんで余計な事を!!」
アスカ「チセコさん、
モモカちゃんはまだ3歳なんだから、
お母さんがお家に居てあげないと〜
お留守番させて出歩くのは、
子供がもっと大きくなってからに
してあげてよ〜。
食事だって、ちゃんと
バランスの良いご飯を
作ってあげなきゃダメよ〜?」
旦那さん「やっぱり浮気
してんだろ!!!!おまえー!!!!
もう二度としませんって
言ってたくせに!!!!」
アスカ「じゃ、私はこれで。
あとはお二人でごゆっくりどうぞ〜」
私はそう言って、
サッサと家の中に退散した。
ドアの外からは、しばらく
ギャーギャーと言い合う声が
聞こえていたが、やがて
帰って行ったのか、静かになった。
(ご近所迷惑すみません…
きっと不審に思われただろうけど…
覗いて見たら、他所のご夫婦だって
分かっただろうし、まぁいいか!)
数日後、再び旦那さんが1人で
訪ねて来て、改めて迷惑をかけて
しまった事を詫びていた。
結局、チセコのスマホから
浮気のことがバレて、離婚する、
しないで揉めているとの事だった。
旦那さんは、モモカちゃんが
ネグ●クトとも言えるような目に
あっていた事を、
今回初めて知ったそうで、
その話になると涙をこぼし、
気付いてあげられなかった事を
後悔しているようだった。