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【第23話】回転寿司屋で自分が食べた高級皿を押し付けてくるママ友

前回の話はこちら▼

【第22話】回転寿司屋で自分が食べた高級皿を押し付けてくるママ友
前回の話はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 アスカ「じゃあ今から、 旦那さんのところに行って、 動画と写真を見せながら、 全てお話してきますね!」 チセコ「待って待って待って!! 勝手な事したら許さないわよー!!! ...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】回転寿司屋で自分が食べた高級皿を押し付けてくるママ友
こちらもおすすめ▼ 本編 これは、私・アスカ(当時35歳)が 巻き込まれた、ある騒動の 記録である…… 事件の発端は、回転寿司だった。 その日、私は挨拶程度の付き合いしか ない幼稚園のママ友・チセコと共に、 家の近くの回転寿司屋に居た...

本編

アスカ「……もういいです。

写真は私が責任を持って

保管しますから、二度と私の周りを

ウロチョロしないで下さいね!

もしまた私に何かしてきたら、

この写真を…」

 

チセコ「しません、しません!

絶対にしません!!

本当に申し訳ございません

でした!!!

どうか許して下さい!!!」

 

インターホンの画面越しに、

チセコがペコペコと頭を

下げるのが見えた。

 

アスカ「どうぞお帰り下さい!」

 

鼻息荒く怒鳴り込んで来たはずの

チセコは、ションボリと

肩を落として帰って行った。

 

アスカ「自業自得!」

 

そう言って、私は

インターホンの画面を消した。

これで噂も消えて、私の濡れ衣も

晴れ、アスカにもギャフンと

言わせる事が出来た。

もう浮気も出来ないだろうし、

モモカちゃんが一人ぼっちに

される事もないだろう。

万事OK!一件落着!

と思っていた私だったが…

 

チセコ襲来から数日後、

今度は何故か、旦那さんに

連れられて、再びチセコが

我が家にやって来たのだった……

 

アスカ「あの…今日はまた、

どういったご用件でしょうか…?」

 

旦那さん「どうもこのたびは…

ウチの家内がアスカさんに、大変な

ご迷惑をおかけしたと聞きまして…

突然で申し訳ございませんが、

お詫びに伺った次第です…」

 

(ものすごく低姿勢な旦那さん…

でもいったい、どこまで

聞いたんだろう…)

 

仕方がないので、私も外に出て行き、

玄関先で話をする事にした。