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【第15話】回転寿司屋で自分が食べた高級皿を押し付けてくるママ友

前回の話はこちら▼

【第14話】回転寿司屋で自分が食べた高級皿を押し付けてくるママ友
前回の話はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ドアの中には入れてくれたものの、 私を玄関のタタキに立たせたままで、 チセコは腕を組んで一段高い 玄関に立ち、私を見下ろした。 アスカ「最近ね、幼稚園の ママ友の中で、私に...

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【第1話】回転寿司屋で自分が食べた高級皿を押し付けてくるママ友
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本編

アスカ「だから…いったい

何の話をしてるの?私は何も

困ってなんていませんけど?」

 

チセコ「あぁ〜、そっかぁ〜!

悔しいんだ!本当の事バラされ

ちゃったから、悔しいんだ!

なるほどねぇ〜!

分かった分かった!

悔しいんだったら、

やり返せばいいじゃな〜い!ね?

やり返せるもんならさぁ〜?」

 

完全にナナメ上のリアクション…

謝るどころか、まさかの宣戦布告…

 

アスカ「あ〜、そうですか。

分かりました!」

 

いい加減面倒臭くなった私は、

今の所はここで話を切り上げて、

次の段階に移ることにした。

 

チセコ「分かってもらえたんなら

良かったわぁ〜!ウフフ♪」

 

アスカ「じゃあこれで〜。

(ニコニコ)お邪魔しました〜」

 

お互いに、嘘くさい満面の笑みの

仮面を貼り付けながら挨拶をし、

その日は別れた。

自宅に戻った私は、第二段階として、

昨夜練った計画を実行に

移すことにした。

 

(まずはチセコの行動調査だな…)

 

私は以前から、幼稚園の

お迎えの時のチセコの髪型や服装を、

少し不審に思っていたのだ。

オン・オフが極端というか、

何も構っていないような

ヨレヨレの服装の時も有れば、

普通の生活の中では不自然すぎて

浮いてしまう程に派手な日もあり、

そういう日には、きっと何処かに

お出かけなんだろうなと感じていた。

 

(今日、近くでじっくり見て

確信した!あんな若作りの、

パーティーみたいな服装・メイク

・髪型で、ただのお買い物って

事は無いよ!アレは十中八九、

オトコに会いに行くに違いない!)